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チェンマイのトラ72頭大量死。当局発表の死因:感染病に現場獣医師が疑問を提示!
- 2026/2/23
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タイ北部チェンマイ県のタイガーパーク2か所でトラ計72頭が相次いで死亡した問題で、現場に関わった獣医師が感染経路や原因究明の在り方に疑問を呈し、波紋が広がっている。
2施設は約30キロ離れているが、ほぼ同時期に同様の症状が確認されており、共通の飼料が関与した可能性も指摘されている。
当局によると、死亡したトラからは犬ジステンパーウイルス(CDV)とマイコプラズマ属菌が検出されたという。
一方で、A型インフルエンザウイルスは確認されなかった。トラは発熱や食欲不振、けいれんなどの症状を示し、急速に衰弱して死亡した。
そこで現場対応にあたった獣医師は、両施設で同一供給元の動物性飼料が使用されていた点に着目した。
約200頭が同じ餌を摂取し、母乳のみで育っていた3頭を除き大半に症状が出たと説明する。
初期の解剖では顕著な異常が見られず、ウイルスや毒物など複数の可能性を想定して検査が進められた。

感染拡大を防ぐため、施設では外部立ち入りを禁止し、車両や職員への消毒を徹底。
死骸はすべて焼却・埋却処分された。
疾病管理当局は、関係者108人の健康観察を続けているが、現時点で人への感染は確認されていない。
今回の大量死をめぐっては、「経済的影響を考慮して問題が矮小化されているのではないか」との懸念も浮上している。
専門家は、野生動物や家畜、人の健康を一体で考える『ワンヘルス』の観点から、徹底した疫学調査と情報公開が不可欠だと訴えている。
当局は、引き続き詳細な検査と原因特定を進める方針だ。






































