インドでニパウイルス感染拡大。人から人への感染アリ。タイ疾病管理局が警戒強化。

インド人観光客は常に上位に入っています。
タイに入ってくる危険は高いと言えるのではないだろうか。

1月23日、タイ公衆衛生省疾病管理局は、インドで発生しているニパウイルス(Nipah virus)の流行について、厳重な監視を行っていると発表した。

報道によると、インドの西ベンガル州でニパウイルス感染者が5人確認され、感染者と接触歴のある約100人が隔離され、症状の有無について厳重な経過観察が行われている。

ニパウイルス感染症とは

ニパウイルス感染症は、動物から人へ感染する人獣共通感染症で、主な自然宿主はフルーツコウモリとされている。
これまでに感染源として報告されている動物には、豚、馬、猫、ヤギ、ヒツジなどがある。

感染経路・流行

感染は、ウイルスに感染した動物の排泄物や分泌物に接触することで起こる。

また、人から人への感染は、患者の唾液や血液などの体液に触れることで生じる。

最初の大規模流行は1998~1999年にマレーシアで確認され、その後シンガポール、インド、バングラデシュでも1999~2001年に流行が報告された。
最近では2018年にインドで再び流行が確認されているが、タイ国内での発生報告はこれまでにない。

潜伏期間

約2~14日。長い場合は1か月以上に及ぶこともある。

主な症状

初期症状はインフルエンザに似ており、高熱、頭痛、筋肉痛、吐き気、嘔吐などがみられる。

一部の患者では呼吸器症状や脳炎を引き起こすことがあり、さらにめまい、ふらつき、意識障害、錯乱、けいれん、異常な眼球運動、手足のけいれんなどの神経症状が現れる場合もある。
重症化すると死亡に至ることもある。

治療

現在、有効なワクチンは存在せず、治療は対症療法が中心となる。

予防と対策

・コウモリなどの宿主動物や媒介動物との接触を避ける
・コウモリの唾液・尿・糞、動物の分泌物で汚染された可能性のある果物を食べない
・果物は必ず十分に洗ってから食べる
・動物、生肉、動物の死骸に触れた後は必ず石けんで手洗いを行う

(特にコウモリ、豚、馬、猫、ヤギ、ヒツジなどに注意)

動物からの感染というよりは、人から人への感染が一番恐ろしいのではないだろうか。
パタヤなどはインド人観光客も多く、様々な観戦ルートが考え得る。

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