ムエタイ教師殺害事件の被疑者、ウドムスックの高層コンドミニアムから飛び降り。

12月19日午前0時13分頃、バンコク・ウドムスック通りの高層コンドミニアムで、女性が転落し死亡しているとの通報があった。
警察と法医学チーム、救助隊が現場に駆け付けた。

現場は35階建ての建物の側面で、被害者の36歳女性ポーイパイリン(通称ミン)が血だまりの中で倒れていた。
服装は黒の長袖Tシャツと黒の長ズボン。
首には刃物による2箇所の切り傷があり、近くには全長約6インチの血の付いたナイフが落ちていた。

部屋内に争った形跡はなく、抗うつ薬が複数見つかった。

友人(35歳)の証言によると、前夜23時45分頃、被害者の叔父から「さよなら」と電話で告げたとの連絡を受けただ、連絡が取れなかったため、現場を確認しにいったところ死亡していたという。

調べによると、ポーイパイリンは2021年2月21日、46歳のムエタイ教師ウィチャーン(通称クルーダーン)を刺殺した事件の被疑者で、プラウェート警察署管内で起訴中だった。
さらに、裁判所からの出廷命令を無視しており、今回の自殺に至ったとみられている。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る