タイ国営バス、ドイツ製新型長距離バス、12月19日から運行開始。バンコク発4路線に導入。

ドイツ製「MAN」ブランドの新型長距離バス(排ガス規制ユーロ5規格)が、タイ国営バス会社(ボーコーソー/บขส.)の路線で運行を開始した。

12月19日(初日)の運行路線は、

①バンコク-ナコーンパノム

②バンコク-チェンマイ

③バンコク-メーソート

④バンコク-サムイ島

となっている。

この新型バスには、GPSシステム、CCTVカメラをはじめ、トイレ、荷物収納スペース、電動リクライニングシート、USB充電ポート、無料Wi-Fiなど、充実した設備が備えられている。

ボーコーソーは、このMAN製バスを合計311台リースしており、1等クラスからVIPクラスまで、今後すべての路線に順次投入する予定だ。

同車両は省エネルギー設計で、大気汚染やPM2.5(微小粒子状物質)の排出削減にも貢献するとしている。

ちなみにヨーロッパでは排ガス規制ユーロ7が採用されており、タイは2世代遅れているばかりでなく、新車にのみ採用されたばかりなので、思い切った政策が打つ出されない限り、入れ替わるまでに数十年単位での時間が必要そうだ。

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