タイ当局、ミャンマーから逃亡中の麻薬・詐欺の重要容疑者4名を引き渡し。

タイ麻薬取締委員会が12月11日、チェンライ県メーサイの第2タイ・ミャンマー友好橋で、ミャンマー当局からタイ人4名の引き渡しを受けた。
いずれも重大な麻薬事件や詐欺事件で指名手配され、隣国に逃亡していた容疑者だった。

今回の越境犯罪取り締まりは、アヌティン首相が掲げる「麻薬撲滅を国民的課題とする」方針に基づき、司法省や入国管理局、税関、軍部、県当局など多くの機関、さらにミャンマーの麻薬統制中央委員会(CCDAC)との連携によって実施された。

引き渡された4名のうち2名は、北部一帯で大量のヤーバーやアイスを流通させていた麻薬組織と関係しており、チェンマイやウッタラディットの地裁が逮捕状を出していた。

また、残る2名は詐欺事件の容疑者と、過去に麻薬で逮捕歴のある人物だった。
麻薬取締委員会は、ミャンマー側の積極的な協力に謝意を示し、タイ人密売人が国外に逃れて活動を続けるケースが多い中で、今回の共同作戦は大きな成果だと強調。
今後も関係機関が協力して麻薬問題への対策を強化し、社会の安全確保に取り組むと述べた。

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