自然は少しづつ壊れている。タイ南部の海岸にクジラ漂着、消化器官からプラスチックボトル。
- 2025/12/6
- 仰天ニュース

ソンクラー県の海岸に漂着したクジラの解剖調査が行われたところ、消化管内からプラスチックボトルが見つかったことが明らかになった。
12月5日、SNS上で、このクジラはニタリクジラと思われる死骸の写真が投稿されていた。
発見されたクジラは、すでに腐敗臭を放っていたという。

その後、希少・絶滅危惧海洋生物グループが調査を行ったところ、漂着クジラは雄のカツオクジラ(Balaenoptera edeni)で、体長9.17メートルの若い個体であることが判明した。
遺体は著しく腐敗しており、外部には漁具による損傷の跡はなく、消化管内には食物は見つからなかったが、プラスチックボトル1個が確認された。
また、肝臓は異常な黄色を呈し、その他の内臓は腐敗していたという。

死亡原因は病気によるもので、自力で餌を取れなかった可能性があると推定されている。
当局はDNA分析のために筋肉組織のサンプルを採取し、頭骨・肋骨・骨盤の標本を収集した後、遺体を埋葬している。






































