タイ南部ハートヤイ洪水、死者145名に。死因は水死と病院内での病死。政府補償に解剖が不可欠。

タイ南部の被害状況に関しては、紆余曲折ありましたが、現況では以下の通りです。

ハートヤイ洪水での死者は累計145人となり、うち29人は家族に引き渡され、残り116人がまだ遺体として病院に残っているという。

死亡者は病院内での合併症によるものと、病院外での洪水被害による水没死に分かれる。
病院外で亡くなった遺体については、ナコンシータン大学医学部と証拠検証局によって司法解剖が行われ、死因の特定が進められている。
外見から水没死と判断できる場合もあるが、肺に水がないケースなどは解剖が必要となる。

また、洪水時に自宅で亡くなった場合でも水没が直接の死因でない場合は、解剖結果が補償金や生命保険の支給に影響するという。

公衆衛生省は地域の病院からの情報も収集しており、前線緊急洪水対応センターがこれらのデータをもとに補償対象を判断する。
遺体が解剖されなければ、政府による補償は支給されないようだ。

どさくさに紛れて、殺人事件とかは起きてないですよね?

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