タイ麻薬取締局、ヤクザ組織に関連した日本人2名逮捕。韓国人とも共闘か?

タイ麻薬取締局は11月22~23日、国際協力のもと、日本人男性2名を逮捕したと発表しました。
これらの人物は、タイ国内で麻薬を密売し、韓国に密輸する多国籍犯罪ネットワークに関与していたとされています。

同局の調査により、今年9月にタイ側が国際会議で得た情報から、日系ヤクザの犯罪組織がタイ国内の麻薬密売組織とつながり、韓国への密輸に関与している可能性があることが判明しました。

その後、バンコク、チョンブリー県、プーケット県を中心に同様の犯罪行動を追跡していました。

逮捕は、バンコクのラクシー地区のホテル前とラマ3地区の高級コンドミニアム内で行われました。

さらに、当局はパタヤの自宅をも捜索しています。
その際、違法な物は発見されませんでしたが、車やオートバイ、ノートパソコン、タブレット、銀行通帳、現金(日本円・バーツ)など計19点、総額約200万円相当の財産を押収しています。

国際情報交換の結果、この日本人2名は韓国人1名(現在捜査中)にも関与しており、資金の流れや指示のやり取りに関わっていたことが明らかになっています。

麻薬取締局は、
「タイと日本の警察間での情報交換は、政府方針に沿った多国籍犯罪への本格対応である。
日本人と韓国人の関係者が同一ネットワークに関与していることは、残る組織の摘発と財産押収につながる重要な手がかりだ」と述べ、タイを拠点とする犯罪組織の根絶に向けた決意を示しています。

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