バンコク老舗デパート『タン フア セン』本店、63年の歴史に幕。同デパート完全消滅。

バンコクの歴史あるデパート タンフアセン(Tang Hua Seng)バンランプー店(Bang Lamphu)が、63年間地域に寄り添ってきた歴史に幕を下ろし、閉店となった。

11月20日、公式フェイスブックページ「Tang Hua Seng Group」は、同店がこの日をもって最終営業日となることを発表し、長年にわたる顧客の支援に感謝を述べた。

タンフアセン・バンランプー店(Tang Hua Seng Bang Lamphu)は、1954年に創業。
開業当初は「フアンセン(Huang Seng)」という食器店として、この地区に店を構えていた。


その後1962年に「タンフアセン(Tang Hua Seng)」へと改名し、洋裁用品やハンドクラフト素材を主力商品とするようになり、当時この分野で最大級の専門店のひとつとなった。

同店は後にミニスーパーへ事業を拡大し、さらにフル規模のデパートへと発展。
トンブリー地区に2号店をオープンしている。

しかしトンブリー店は、2024年9月10日に閉店。
そして今回の発表により、本店であるバンランプー店も閉店となり、同店の長い歴史にひと幕を閉じることとなった。

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