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タイ入国管理局「ビザラン」上限2回まで。詐欺集団の取り締まりによりビザなし渡航規制強化。
- 2025/11/19
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本誌では、界隈でいち早く「ビザラン」渡航規制が厳しくなる旨、警告して参りました。
その後の反響も大きく、未だに閲覧数が伸びております。
これまでも、「ビザラン」については、規制を強めると歴代政府が口にしてきましたが、実際窓口の担当官レベルで緩さ加減はあったようです。
今回についてもどこまで厳格化されるかは不明ですが、このアナウンスの影には最近国際問題となっている詐欺集団の出入りを封じるという目的があるので、これまでの「警告」よりも規制が強まるかと思われます。
そこで「PR Thai Government」がまとめた最新情報(11月18日付)を、今一度、掲載し確認して頂こうと思います。
タイ入国管理局は、観光目的で入国しながら実際にはサイバー犯罪、グレー経済、マネーロンダリング、犯罪活動、あるいは強制労働に関与する外国人を防ぐため、4つの新たな対策を導入しました。
4つの対策は以下の通り:
①90日ビザ免除を利用した「ビザラン」の厳格化
本国に戻らず国境越えを繰り返して滞在を延長する行為を対象に、ビザランは上限2回までとする。
正当な理由なくそれ以上繰り返した場合、空港・国境の両方で入国を拒否する。
2025年初め以降、このパターンに該当する外国人約2,900人が入国を拒否されている。
②国境地域の要注意人物リストに基づく入国拒否
特に詐欺組織で知られるターク県メーソートなどの地域で、過去に入国拒否や押し戻しを受けた外国人は、再びタイに入国しようとしても拒否される。
③地方入国管理局での滞在延長審査の厳格化
ビザランのパターンが確認されれば、滞在延長を認めずビザを取り消し、国外退去処分とする。
④オーバーステイ外国人の取り締まり強化
現行のオーバーステイ規定に基づき、滞在超過者を厳しく処理する。
これらの対策により、国際空港で外国人の審査に多少時間がかかる場合があるが、1人あたりの審査時間は45秒以内、全体の待ち時間も40分以内に収まる見込み。
混雑緩和のため、各空港の入国審査場ではすべてのカウンターをフル稼働させ、タイ人は自動ゲートを利用して迅速に通過できるようにするという。
「ビザランは上限2回まで」ここが目安であり、重要な部分ですね。







































