タイ南部タオ島に山積みのごみ。毎日30トン以上排出。オンシーズンを乗り越えられるのか?

タイ南部スラータニー県タオ島の町長は、島内のゴミ問題に取り組んでいます。

「現在タオ島のごみは大量に積み上がっており、町では島外に搬出して廃棄物発電に利用する統合型収集プロジェクトを進めている」と述べています。

現在、島外へ運び出す業者は、ごみを圧縮してブロック状に固め、船に積み込んで処理工程へ回す準備を開始しています。

しかし、島内のごみは依然として山積みで、毎日30トン以上 新たに持ち込まれている現状があるといいます。

12月のハイシーズンにはさらに増加が見込まれるため、業者は船で本土へ運べるだけの量を確保するべく、急ピッチで圧縮作業を進めています。

なお、圧縮作業の途中でごみを掘り返す際に悪臭が発生することから、タオ島町と委託業者は、50リットル級の農薬散布用ドローンを使い、環境に優しい生物酵素 ZUNO を散布して消臭対策を実施しました。

従来のEM(微生物液)よりにおいが弱く、ごみ処理場周辺の住民が呼吸しやすくなる効果があるといわれています。

逆に島内のゴミ問題は、そこまで追い詰められているということですね。
観光客が来ればよいというものではありません。
キャパを超えたオーバーツーリズムは、かえって公共費用を圧迫させ、観光資源を損なう結果になりかねません。
バランスが大切かと思います。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る