【恐怖】バンコク病院を訪れた外国人の皮膚下にいたこの虫、一体ナニモノ?

タイのSNSに投稿された奇怪な虫に注目が集まっています。
「これは何ですか? ブラジルから帰国した外国人患者の皮膚下にいた虫です。(バンコクの病院で治療を受けました)今日手術で取り出したものです」

専門家の見立てによるとこれは、ボットフライ(Botfly)の幼虫だといいます。
この旅行者はもともとアフリカ方面を訪れていた可能性があり、滞在中に虫が体に止まり、皮膚内に卵を産み付けられたのだろうと言われています。

ボットフライの幼虫は、蚊などの吸血昆虫によって媒介され、皮膚下で成長します。
取り出すと非常にグロテスクです。

ボットフライの生活サイクルは以下の通りです。

・ボットフライは蚊に卵を産み付ける
・卵は蚊に付着し、幼虫として孵化する
・蚊が人間や他の哺乳類から血を吸うとき、幼虫が皮膚に侵入
・幼虫は皮膚下で5~10週間かけて成長
・成長後、皮膚を破って外に出て、地面で蛹(さなぎ)になり、再び成虫となって生活サイクルを続ける

現在、この病気を引き起こすボットフライの種類はタイ国内には存在しない。
そのため、今回のケースもそれほど心配はいらないと伝えています。

※文中にアフリカ旅行説が記載されていますが、調べると中南米にもボットフライは存在するようです。
今回はタイメディアの伝える内容を活かしています。

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