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サムットプラカーンのタイヤリサイクル工場で未明の大火災。消火栓なく5時間経過も鎮火せず。
- 2025/11/12
- 事故・火災(タイローカル)

11月12日午前3時30分ごろ、サムットプラカーン県バーンプリーにある古タイヤのリサイクル工場で大規模な火災が発生しました。
炎は瞬く間に工場全体へと燃え広がり、大量の廃タイヤやプラスチック素材が保管されていたため、猛烈な勢いで燃焼、周辺一帯が火の海となり、空には黒煙が立ちのぼりました。

消火活動は難航
複数の消防署から10台以上の消防車や泡消火車が動員され、消火作業に当たりましたが、現場周辺には消火栓や自然水源がなく、他の地域から水を運搬せざるを得ない状況でした。
そのため消火活動は極めて困難となり、発生から5時間経過しても火勢は完全には収まっていません。
出火原因は作業員宿舎内の電気ショート(漏電)の可能性が高く、そこから保管倉庫に燃え広がったとみられています。
当時、工場内には外国人労働者数名がいたものの、全員が無事に避難できたということです。
現時点では死傷者の報告はなし。
被害額や正確な出火原因については、警察および関係機関が調査中とのことです。







































