タイ東北部、幼稚園の遊具で遊んでいた5歳男児が感電死。何度も指摘するも幼稚園側は放置。

タイには公園が少ない。
ご家庭でご赴任されてくる駐在員の方からよく受ける質問ですが、あったとしても管理状態が悪く、このような事故に遭遇してしまうかもしれません。

11月4日、タイ東北部ブリラム県の幼稚園で、5歳の男児が遊具(ブランコ)で遊んでいる最中に感電死するという事故が発生しました。
近くの照明柱から漏電していたと思われます。

遺族によると、以前から同じ場所で感電事故が起きており、住民が何度も修理を求めても、学校側は対応しなかったといいます。
現場の照明柱は老朽化し、電気ボックスのカバーが外れたままになっていました。

祖父は「孫は決められた遊具で遊んでいただけ。信じられない」と涙ながらに語り、叔母も「過去にも感電事故があったのに放置された」と学校の怠慢を非難しています。

学校側は補償を申し出たが、「学校の評判を守るため報道を控えてほしい」と要請。
校長は「過去に危険の報告はなかった」と説明しています。

「放置国家」主義が、上から下まで行き届いていますね。
タイで最も注意すべき点は、目に見えるものがそのまま日本のように使えると思わないことです。
全てを疑ってください、さもなければ時に重大な事故に繋がります。

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