タイ北部の川の水で砒素汚染を確認。使用・接触禁止、魚介類の摂取も控えるよう住民に警告。

11月4日、タイ北部メーホーンソーン県ソップムーイでは、サラウィン川沿岸住民に対し、川水の使用や直接接触を避け、魚介類の摂取も一時的に控えるよう呼びかけた。

これは、川の水から基準値を超える砒素が検出されたためで、住民への影響を確認するまでの暫定措置である。

2025年9月に採取された水の分析では、ターター村上流・下流で0.05 mg/L、メーサムレップ村で0.04 mg/Lの砒素が検出され、過去の検査でも基準超過が確認されている。
他の重金属も基準値近くで、高リスクとされている。

川沿いの住民は、魚介類にも砒素などの汚染が及んでいる可能性を懸念しており、もし汚染が確認されれば、生活や地域経済に重大な影響が及ぶと不安を抱いている。

 

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