タイ人の83%が「孤独」を実感。オフィスワーカーに顕著。うつ病、不安障害、慢性的ストレスなどへ。

タイ健康促進財団(ThaiHealth)の最新調査によると、タイ人の83%が孤独を感じており、特にオフィス勤務者が最も強く孤独を感じていることが判明しました。
人との社会的・感情的つながりの欠如が、メンタルヘルスの悪化に直結していると指摘されています。

孤独を感じる人の割合は83%、うち18%が「非常に孤独」

ThaiHealthによると、財団はJitArsa銀行およびチュラロンコン大学と共同でタイ国内18~75歳を対象に初の全国的な孤独調査を実施しました。

その結果、以下のような結果が得られました。

・18%が「非常に孤独」
・65%が「ある程度孤独」

特に一人暮らしの人、都市部在住者、健康上の問題を抱える人が孤独を感じやすい傾向があり、職業別ではオフィスワーカーが最も高い孤独度を示したと言います。
さらに、タイ人の5人に1人が「AI(人工知能)は家族や友人よりも良い相談相手になれる」と答えており、AIの“偏見なく聴く力”が評価されているといいます。

ポンテープ博士は「孤独はうつ病、不安障害、慢性的ストレスなど、深刻な精神的・身体的健康問題を引き起こす」と警鐘を鳴らしています。

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