タイは食料自給率120%。しかし食事も満足にとれない人も。75歳の祖母が3歳の孫を連れ寺に食事を乞う。

タイは食料自給率が120%なので飢える人がいないと、壊れたおもちゃのように繰り返し言う人がいますが、そんなことはありません。

10月30日、タイ人記者は、タイ東北部ウドンタニー県の道路脇で、子どもを連れた高齢の女性を見かけたという。
話を聞くと、女性の名前はソンガーさん(75歳)、一緒に手をつないでいた男の子は孫のAくん(3歳)だった。

ソンガーさんによると、二人はノーンブア郡にある地方自治体が建てた家で暮らしている。
孫の両親は離婚しており、孫は祖母に預けられたという。
孫が「お腹が空いた」と言ったが、祖母には食べ物を買うお金がなく、前日から何も食べていなかった。

そのため、ソンガーさんは孫の手を引いて寺に向かい、寺で食事を分けてもらうことにしたという。
寺の僧侶は祖母を知っており、普段から寺で食事をもらうことがあるという。

この様子を見たSNSの人々も胸を痛め「本当に食べるものがない人もいる」と同情の声が寄せられている。

寺はもっと食事を満足に食べれない人の為に、托鉢でもらった食事を分けてあげるべきだ。
あまりにもたくさんの托鉢を毎日もらうため、肥満でぶくぶく太った僧侶がたくさんいる。
一方でこのように前日から食事も満足にとれない人々もいる。
困った庶民が寺に来たら、食事くらいできるようにしても、仏はお怒りにならないだろう。

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