バンコクで無許可労働者6名を逮捕。労働許可って個人で勝手に取得できないよね? 誰が悪いの?

10月29日、タイ労働局は、ラークラバン区の建設現場用宿舎を関係機関と合同で調査したところ、労働許可証を持たずに働いていたミャンマー国籍の男性6人を発見。
彼らは不法滞在でもあり、「外国人労働管理法(2017年)」および「入国管理法(1979年)」に違反していました。

さらに、無許可の外国人を雇用していた雇用主1人も摘発され、警察に引き渡された。

同局は「外国人労働者は必ず労働許可証を取得し、法律に従わなければならない。違反者は5,000〜50,000バーツの罰金、国外退去、2年間の再申請禁止となる」と述べています。

また「無許可労働者を雇った雇用主は、1人につき1万〜10万バーツの罰金。再犯の場合は懲役1年以下または5万〜20万バーツの罰金、さらに3年間の外国人雇用禁止処分が科される」と警告しました。

この問題いつも疑問しかないのですが、そもそも企業に雇われている者に労働許可があるかどうかは、雇用主の問題でしょう。
普通は会社の総務担当者が行うはずですが、一万歩譲って個人で手続きをするとしても、企業が書類をそろえてくれなければ、労働許可などはとれません。
労働許可なく働かせたのは企業側であり、本人に責任はないはずです。(物を売ったりなどの自営は別)

それではいて企業側にも罰則として「3年間の外国人雇用禁止処分」という者がありますが、実質それが適用(現場レベルで)されたことはないのではないでしょうか。
このような建設現場は、外国人労働者なくして成立しないからです。

このやり取りは明らかにおかしい、大いなる疑問と深い深い闇を感じずにはいられません。
違法を盾にとった、他国人からのカツアゲ行為なのではないでしょうか。
その奪い取った金は役人の懐に…、などということはないですよね!

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