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Garmin、タイ・チョンブリー県に初の自社工場設立へ。タイ市場売上は35%増、健康志向の高まり。
- 2025/10/29
- チョンブリー(パタヤ)

米国に本社を構えるGarminが、タイ・チョンブリー県に初の自社工場設立へ動き出しました。
Garmin(ガーミン)タイランドのマネージャー、ミッシー・ヤン氏は次のように述べています。
「Garminは、航空・自動車用GPS機器の開発からスタートしました。
その後、GPS技術を人々の日常生活に応用し、世界初のGPS搭載スポーツウォッチを誕生させました。
以来、アウトドア、フィットネス、ヘルスケア分野へと拡大し、人々のライフスタイルと健康を支えるブランドとして成長を続けています。」
2025年上半期のGarmin全体の売上は過去最高を更新し、33億4,000万ドルを記録。
前年同期比16%の増となっています。
タイ市場での成長
Garminが、タイに正式にオフィスを開設してから約5年が経過しました。
タイの消費者から高い信頼と支持を得ており、2025年上半期には前年同期比35%の売上成長を達成しています。
Garmin Connect(ガーミンの運動データプラットフォーム)の利用データによると、タイ人の間では「筋力トレーニング」が最も増加しており、前年比40%の伸びを記録しています。
次いで「屋内カーディオ」、ピラティスやHIIT(高強度インターバルトレーニング)など、が15%以上増加しています。
この傾向は、タイ国内で健康意識とフィットネス需要が継続的に高まっていることを示していると言われています。
チョンブリーに新工場を設立
Garminはこの成長基調を受け、タイ初の製造拠点をチョンブリー県に建設することを決定しました。
2026年第4四半期までに生産ラインの稼働を開始する見込みです。
これは、東南アジア地域および世界全体で拡大を続ける健康志向とGarminの事業成長に対応する戦略的な一歩となります。
この計画は、Garminが推進する垂直統合(Vertical Integration)戦略の一環であり、開発・設計・製造・マーケティング・サービスの全工程を自社で一貫して行うことにより、生産品質を厳格に管理しつつ、市場や消費者動向の変化に迅速に対応できる体制を整えるものでもあります。







































