タイ・カオサン通り、ハロウィンイベント開催に意欲。ただしパレードは中止、音量控えめに。

シリキット王太后の追悼のため、直近の「ハロウィン」イベントを中心するところが相次いでいますが、カオサンでは決行するようです。

10月28日、カオサン通りの事業者らは、今年も「カオサン ハロウィン」と題したハロウィンイベントを、10月31日に開催すると述べています。
ただし、今年は開催形式を変更し、パレードやトゥクトゥク行進を中止、道路上での大音量やエンターテインメントを控えることにしたといいます。


一方で、ハロウィーン風の仮装は自由に楽しめるようにし、当日はホラーテイストのメイクスポットや撮影スポットを設けて来訪者にサービスを提供する予定です。

当地では依然として外国人観光客が増加傾向にあり、特にヨーロッパ、ロシア、アジアの一部地域からの旅行者が多く、飲食店の利用も活発だといいます。
建物内で営業する飲食店では、通常通り店内での音楽演奏やBGM再生は可能だが、音量を控えるよう協力を求めています。

同協会会長は、次のように述べたと言います。

「あまり静かになりすぎないように、仮装・メイクコンテストは続けます。ただしステージや音響設備は使わず、スタッフが通りを歩きながら特に目を引く仮装を見つけ、ステッカーを渡して賞品と交換できるようにします。これにより、売上を維持しつつ、ハロウィンを楽しみにしている観光客に少しでも盛り上がりを感じてもらいたいのです。」

また同氏によると、ロイクラトン祭りやその他のイベントは実施しない予定であり、2026年の年越しカウントダウンイベントについても形式を見直し、外国人観光客が例年通りカオサン通りで新年を祝えるよう調整を進めていると述べています。

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