ミャンマー軍、詐欺拠点「KKパーク」を急襲! 800人以上がタイへ逃避。ほとんどが中国人!

たい・カンボジア国境紛争が一段落しつつあるように見えたかと思えば、今度はタイ・ミャンマー国境地帯が新たな注目の的となっています。

これは、ミャンマー軍がカレン州ミャワディ郡の「KKパーク」と呼ばれる詐欺拠点に対して軍事作戦を展開したことを受けたものです。
この施設は、タイ・ターク県メーソート郡と国境を挟んで向かい合う場所にあります。


この取り締まりにより、数百人規模の外国人が国境を越えてタイ側へ逃げ込む事態となりました。

タイ側の対応

タイの治安当局はメーソート郡内に4か所の一時避難所を設置し、現在までに800人以上の外国人を収容しています。
避難者数は、今後さらに増加するとみられています。

拘束された大半は20~45歳の中国人で、パスポートを所持していない者が多いことが判明しました。
指紋や生体情報の照合の結果、一部は犯罪歴を持ち、国際手配リストにも該当している可能性があるといいます。


現在、当局は国際手配情報との照合を進めています。

また、その他にベトナム人、インドネシア人、パキスタン人、フィリピン人なども確認されており、全員が証拠収集のため拘束下に置かれています。

ミャンマー側の動き

ミャンマー国軍は「KKパーク」を閉鎖し、2,000人以上を拘束したと発表。
また、数十台のStarlink衛星通信端末を押収したと国営メディアが報じています。

このような詐欺拠点は「正規の仕事を紹介する」と偽って外国人労働者を募集し、実際には監禁して犯罪行為を強要することで知られています。

国際的な影響

先週、アメリカとイギリスがカンボジアの大規模サイバー詐欺組織の関係者に制裁を科し、首謀者とされる人物が米ニューヨークの連邦裁判所に起訴されたことで、こうした人身売買・詐欺拠点に対する国際的関心が一気に高まっています。

カンボジアだけじゃない!「世界でも悪名高い犯罪都市」KKパークから逃走者多数!その実態を語る。

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