バンコク都、11月5日のロイクラトン祭で33の公園を開放。自然素材、ゴミ問題の意識向上を呼び掛け。

2025年のロイクラトン祭は11月5日に行われ、バンコク都庁(BMA)は市民が安全に伝統行事を楽しめるよう、33の公園を開放すると発表しました。
各公園は、通常の開園時間から深夜0時まで開放となります。

◆主要な会場(一部抜粋)

ルンピニ公園、チャトゥチャック公園、ワチラベンチャタート公園、サンティチャイプラカーン公園、サランロム公園、ロムマニナート公園、ベンチャシリ公園、ベンチャキティ公園、ラマ8世公園、セリタイ公園、ナワミンピロム公園など、バンコクの33公園で実施予定。

◆環境にやさしい「エコ・クラトン」を推奨

バンコク都は、市民にバナナの葉や幹など自然素材で作られたクラトンの使用を呼びかけており、発泡スチロール製クラトンは禁止しています。
また、公園の池は閉鎖型水域のため、パンや食べ物を使ったクラトンも避けるよう求めています。
(酸素不足で大量に魚が死ぬなど、毎年問題となっています)

さらにごみ削減のため、「一家にひとつのクラトン」を推奨し、家族でひとつのクラトンを流すことを勧めています。

安全確保のため、公園内ではコムローイ(熱気球)、花火、爆竹、アルコール販売が禁止され、違反者には法的措置が取られる可能性があります。

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