タイのタクシーが半額に!「コンラクルン」に1,134台が登録完了。QRコードで悪徳タクシー撲滅へ。

いよいよ始まるタイ国民待望の、アヌティン政権による経済刺激策「コンラクルン プラス」(คนละครึ่งพลัส、半分補助政策)は、タクシーにも利用できるようです。(登録車に限り)

陸運局は2025年10月15日から12月19日まで、全国の公共交通事業者を対象に「コンラクルン プラス」への参加登録を受け付けており、これまでにタクシー事業者1,134台が登録を完了したと発表しました。
その他の交通手段についても現在データを集計中とのことです。

タクシーサービス品質向上の取り組み

陸運局のソラポン局長は、特に乗車拒否問題の解決を目的として、タクシーの両側面にQRコードを貼付する新システムを開発したと述べています。

このQRコードを市民がスキャンすることで、陸運局に直接苦情を送信できるようになります。

通報は「乗車拒否」だけでなく、①不当な料金請求、②危険運転、③不適切なサービスなどにも対応しています。

QRコードをスキャンすると、車両番号や運転手名が自動的に陸運局データベースに送信され、迅速な調査と対応が可能になります。

今後、年次車両検査の際に順次取り付けを進め、大規模なタクシー協同組合、特にスワンナプーム空港のタクシーグループなどから導入を開始するとのことです。

現在、タイには約6万9,000台の登録タクシーがあり、陸運局はできるだけ早く全車両へのQRコード設置を完了させる方針です。

違反時の罰則

乗車拒否をした場合、最高2,000バーツの罰金が科され、違反履歴として記録されます。

同様の違反を繰り返した場合や、観光客関連など国の評判を損なう重大な事案が発生した場合は、運転免許の一時停止もあり得るといいます。

QRコード制度により、特定の時間帯に誰が運転していたかを特定できるようになり、透明性と乗客の安心感が高まると期待されています。

黄色と緑の個人タクシーに要注意ですね。
そもそも、登録された運転手(助手席前に写真付き登録証あり)と違う人が運転していたりなど多々ありますので、トラブルが起きてもそういった言い訳をしてくるかもしれません。

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