【タイ格差社会】小学3年生11歳の少女、廃品回収で家族8人を支える。それでも夢は「お医者さん」。
- 2025/10/20
- 仰天ニュース

タイは世界トップクラスで貧富の格差が激しい国としても有名です。
毎日食べきれないほど注文し食べ残しまくる生活を送っている者の陰で、学校にも満足に通えない家庭もたくさんいます。
(某タイ人食レポ系インフルエンサーの食べ残しぶりが目に余ります)
タイ・ペッチャブリー県で、11歳の少女が障がいのある祖父と幼い兄弟たちを養うために働いている姿がSNSで話題となり、多くの人から称賛の声が上がっています。
タイメディアは取材のため、ペッチャブリー県ターコーイ村にある小さな木造の家を訪問します。
そこには小学3年生のパーンナパーちゃん(11歳)が、家の掃除や皿洗いをしていました。
そばには、右目を失明し身体に障がいを持つ祖父チャムノンさん(68歳)と、幼い兄弟たちの姿がありました。
※小学3年生で11歳という点にも注目。
困難な生活と働く日々
パーンナパーちゃんは取材に対し、「昔は家族そろって暮らしていましたが、父が亡くなり、その後すぐに母も私たちを置いて家を出てしまいました」と話します。
現在、家族の収入は祖父の高齢者手当と障がい者年金のみ。
生活は厳しく、パーンナパーちゃんは学校に通う傍ら、ココナッツミルク絞りや草刈りの仕事、祖父と一緒に廃品(ゴミ)を集めて売るなどして家計を支えています。
「お金がない日は学校を休んで、弟や妹の面倒を見るんです」
と語る彼女の姿は、多くの人の心を打ちました。
「夢はお医者さん」
それでもパーンナパーちゃんは、夢をあきらめていません。
「一生懸命勉強して、お医者さんになりたいです。そうすればおじいちゃんを治してあげられるし、弟や妹にもいい教育を受けさせてあげたい」と笑顔で語っていたと言います。
マジで泣ける。