バンコク、日系企業も多くオフィスを構えるシノタイタワー。今持ち上がる黒い疑惑に声明を発表。

バンコクのシノタイタワーには、多くの日系企業がオフィスを構えています。

タイのシノタイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクション(STEC)社は、国民党のバンコク選出議員スパナット氏による主張を否定する声明を発表しました。

同社は、「シノタイタワーは合法的かつ透明性の高い運営を行っており、いかなる違法行為にも関与していない」と主張しています。

同社の説明

STECの企業広報部によると、シノタイタワーはSTECの子会社であるHTRコーポレーション社によって管理されていると言います。

HTRは商業オフィスビル事業を展開し、オフィス賃貸・管理・メンテナンスサービスを提供しています。

同社の内部調査によると、プリンス・インターナショナル社が2023年10月1日から2026年9月30日までの契約で、同タワー7階を不動産仲介オフィスとして賃借しているといいます。

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法的遵守と透明性の強調

HTRコーポレーションは、すべての賃貸契約書類が法に則って適切に確認・処理されていると説明します。

また「テナントのその後の事業活動を監視・予測する立場にはない」と述べ、同ビルが違法行為に関与した事実は一切ないと改めて主張しています。

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