「セントラル サイアムスクエア」計画でサイアムが一変する?!パラゴン、MBKも負けじとリニューアル。

数年後、バンコクの「サイアムスクエア」の景観が大きく変わる見通しだ。

現在、タイでも屈指の高額地価を誇るこのエリア(1平方ワー=380万バーツ)は、今後さらに価値が高まるとみられている。
その原動力となるのが、セントラルパッタナー(CPN)による大型複合施設「セントラル サイアムスクエア」プロジェクトだ。


チュラロンコン大学資産管理局の土地約6ライを借り、商業・オフィス・ホテルを備えた42階建てミックスユース施設(延床13万㎡)を建設中で、完成は2027〜2028年を予定している。

この動きにより、既存の商業施設「サイアムパラゴン」「サイアムセンター」「MBKセンター」などもリニューアルに着手。特にMBKセンターは、観光客増加(1日13万人)を受け、店舗再配置や新ブランド誘致を進めている。
大規模改修はチュラ大との賃貸契約更新後に行う計画で、現在の契約は2033年に満了。
3回目の契約更新を巡り、今後2年以内に再契約の可否が決まる見通しだ。

不動産専門家の分析では、サイアムスクエアは引き続きバンコク最大のリテール中心地として成長を続けると予測。
2本のBTS線が交差し、地価は今後も年3〜5%上昇が見込まれる。

MBKの契約満了後は、公正性のため再入札の可能性も指摘されている。

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