中国人の天敵はインド系? カンボジア・シアヌークビルで暴動勃発! 詐欺企業が相次ぎ閉鎖・逃走!

10月4日、カンボジア南部の港町シアヌークビルにある「チャイナタウン」地区で、オンライン詐欺グループの拠点を中心に大規模な暴動が発生しました。

その後、現地では詐欺関連企業が次々と閉鎖され、外国人労働者が荷物をまとめて脱出する騒ぎとなっています。

宗教対立が引き金に

報道によると、暴動を起こしたのは数百人規模の外国人労働者で、その多くはパキスタン人やバングラデシュ人でした。

彼らは、詐欺運営会社のオフィスや宿舎で働いており、中国人雇用主がイスラム教を侮辱する発言をしたことが発端となり、衝突が発生したといいます。

激昂した労働者たちは事務所内を破壊し、コンピューターやオフィス機器を叩き壊しました。

数時間にわたって混乱が続き、複数の負傷者が出ましたが、警察が出動し、最終的に状況を制圧したとのことです。

詐欺グループの“逃走劇”

カンボジアの英字メディア The Cambodia China Times の報道によりますと、事件後の夜、チャイナタウン周辺に拠点を構える複数の企業が突然閉鎖したとのこと。

従業員たちは慌てて荷物をまとめ、バスなどで町を離れる姿が確認されたといいます。

これらの企業の多くは、近年シアヌークビルで急増していたオンライン詐欺グループの一部とみられており、当局の取り締まり強化や暴動の影響で、拠点を放棄した可能性があると言います。

背景

シアヌークビルは、かつてカンボジア有数の観光地だったが、近年は中国資本によるカジノやオンライン詐欺拠点の温床として悪名が高い場所になっています。

外国人労働者が人身取引同然の労働環境で働かされるケースも多く、国際的な批判が高まっています。

中国人の天敵は、インド系の人々かもしれませんね。

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