タイSNS利用者が最も話題にするバンコク観光エリア第1位は「スクンビット」。その理由とは?
- 2025/10/13
- バンコクとその近郊

タイ国内のSNS利用者の投稿を分析した結果、バンコクで最も話題になった観光エリアは「スクンビット」であることが判明したDataxet社によってレポートされています。
SNS上で33%が「スクンビットに行きたい」と投稿
Dataxetによると、7月22日から9月22日までの2か月間にわたり、複数のSNSプラットフォーム上の会話をモニタリングしました。
分析の結果、全体の33%の投稿がスクンビット地区への関心を示していたことが判明したと言います。
ソーシャルリスニングとは、SNS上の特定の話題・ブランド・場所などに関する会話をモニタリングし、分析するマーケティング手法のことを言います。
★スクンビットが人気の理由
スクンビット地区は「現代的なバンコクの中心地」として知られ、エムクオーティア、エンポリアム、エムスフィア、ターミナル21といった大型ショッピングモールのほか、高級ホテル群やBTSスカイトレインによる利便性、そしてランナーや健康志向の市民に人気のベンチャキティ公園が隣接しています。
さらに、トンローやエカマイといったおしゃれなエリアも多くピックアップされており、カフェ、バー、ブティック、ライフスタイル複合施設「The Commons」などが若者や観光客の定番スポットとなっています。
★その他の人気エリア(Dataxet調査)
2位 プラナコーン(27.8%):王宮、エメラルド寺院(ワット・プラケオ)、ワット・ポー、カオサン通りなどの歴史地区
3位 サイアム(8.6%):サイアムパラゴン、サイアムセンター、BTS直結のショッピングエリア
4位 ヤワラート(7.9%):チャイナタウンとして知られ、夜まで続く屋台グルメが人気
5位 ラチャダー–ホイクワン(7.3%):ナイトライフやバーが集まるエンタメエリア
6位 ラップラオ(5.7%):セントラル・ラップラオやウィークエンドマーケットなどがあるライフスタイル地区
7位 シーロム–サトーン(5.2%):ビジネス街であり、マハナコンビルなどの高級ルーフトップバーが人気
8位 ドゥシット(4.5%):大理石寺院(ワット・ベンチャマボピット)やアナンタサマーコム宮殿など、建築遺産が多い地域
★まとめ
Dataxetは今回の結果について、「スクンビットは現代都市バンコクを象徴するエリアであり、観光・ショッピング・ライフスタイルが融合した場所として、タイ国内外で最も高い注目を集めている」と分析しています。