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カンボジアで韓国人大学生が遺体で発見! 身代金要求後に拷問され死亡。渡航警戒レベル引上げに。
- 2025/10/11
- 事件(タイローカル)

日本人も他人ごとではないかもしれません。
韓国の22歳の男子大学生が、休暇中に旅行で訪れたカンボジアで死亡しているのが発見されました。
現地当局によると、彼は地元犯罪グループに誘拐・拷問され、激しい苦痛による心停止で死亡したとみられている。
被害者Aさんは、韓国・慶尚北道の自宅を7月17日に出発し、家族に「カンボジアで展示会に参加する」と告げて渡航しました。
しかし渡航から1週間後、Aさんの家族に中国語と韓国語の混じった訛りの男から電話があり、「Aがこちらでトラブルを起こして拘束している。5000万ウォン(約115万円)を送れば解放する」と脅迫されたといいます。
家族はすぐに在カンボジア韓国大使館および現地警察に通報しましたが、犯人との連絡は4日後に途絶え、Aさんの居場所を特定することはできませんでした。
その後、8月8日にカンポット州のボコール山近くでAさんの遺体が発見されます。
大使館と現地当局の調査によると、死因は拷問による激痛が原因の心停止とされています。
しかし、事件発生から2か月経っても遺体は韓国へ返還されていないと言います。
カンボジア側の手続きや捜査が遅れていることが原因だと報じられています。
近年、カンボジアでの韓国人誘拐事件は急増しており、2022~2023年には年間10〜20件だったものが、昨年は220件、今年8月時点で330件に達しています。
韓国外務省はこの事件を受けて、プノンペンの渡航警戒レベルを「レベル2(渡航再検討)」に引き上げ、特にシアヌークビル、ボコール山、バベットなどの地域を危険度レベル2.5(不要不急の渡航自粛)に指定しました。
日本も国家レベルでこの国に対し、行動すべきときなのではないでしょうか。
被害が出てから動くのでは、遅いのです!