元観光スポーツ局長の2名、フィットネス機器購入で汚職認定。入札競争を妨げ数倍の価格で購入。

タイ汚職防止委員会(NACC)は、元観光局局長スパン氏と元スポーツ局局長サーンチャン氏の汚職を認定しました。

両氏は地域観光地向けのレクリエーション・健康施設整備で運動・遊戯用機器を調達する際、設置先の希望を無視し、特定企業に有利な仕様を設定。
入札競争を妨げ、市場価格の数倍で購入していたとされます。

スパン氏は2012年度、4件のプロジェクトで総額約2億8,607万バーツ分の機器を調達。
サーンチャン氏は2013~2014年度、2件の契約で総額約6,260万バーツ分を調達しました。

両者とも刑法第151条および157条違反の疑いがあり、関与企業も公務員の不正支援として刑事責任が問われています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る