バンコク、13歳の少年3人、バイクで逃走中に救急車と衝突。1人死亡2人負傷。もちろん無免許運転。

10月7日午前5時ごろ、救急車がバイクと衝突したとの通報を受け、救助隊とともに現場へ急行しました。

現場は、バンコク・ラチャダーピセーク通りソイ36、19-9交差点付近の2車線道路でした。

現場では、フロントガラスがひび割れ、右前部が大きくへこんだ救急が発見されました。

近くには黒のバイクが倒れており、後部が激しく損傷していました。

この事故で、13歳の男子生徒Aくん(仮名)が死亡しています。

Aくんは中学1年生で、黒いTシャツに青い短パン姿、頭部に致命傷を負い、仰向けに倒れ血だまりの中で発見されました。

同乗していた13〜15歳の少年2人も負傷し、病院に搬送されています。

救急車の運転手の証言によりますと、交差点付近で、突然3人乗りのバイクが猛スピードで飛び出してきて、前を横切ったと話しています。

少年の友人の証言では「3人は食事に出かけた帰り道で、刃物を持った敵対グループに遭遇し、追いかけられたので必死に逃げていました。その途中で救急車にぶつかってしまったんです。」と話しています。

警察は現在、防犯カメラ映像の解析を進めるとともに、負傷した2人の少年への事情聴取を行い、事故の詳細な経緯を調べています。

そもそもタイの13歳は、どんな運転免許も取得できませんので、今回のケースは確実に無免許運転になります。
その無免許運転を許している社会にも、この事故の罪があることを認識すべきです。(だれも感じないでしょうが)

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