タイ北部、葬儀で提供された「豚足ご飯」で集団食中毒! 50人以上が嘔吐・下痢で緊急搬送。

タイ北部ラムパーン県で、50人以上の住民が嘔吐や下痢、倦怠感などの症状を訴え、次々と病院に搬送されるという事件が発生しました。
原因は、葬儀の際に振る舞われた「カーオカムー(豚足ご飯)」とみられています。

事件は、10月5日午後8時頃に発生しました。
被害に遭ったのは、複数の村の高齢者や若者、労働者など。多くの人が、吐き気、嘔吐、めまい、激しい下痢などの症状を訴えたため、家族らが急いで地元病院へ搬送しました。

地元住民によると、この日、70歳の高齢者の葬儀が行われ、参列者に「豚足ご飯とゆで卵入りの弁当」が配られたといいます。
会場で食べた人、家に持ち帰って食べた人の双方に症状が出ており、中には動けなくなるほど衰弱した人もいたと言います。

重症者は救急車で自宅から搬送され、一部の患者は病院の車椅子で待機中も嘔吐が止まらなかったといいます。
症状の重い人は点滴治療を受け、体力回復を図っている状況とのことです。

弁当を作ったのは地元の業者で、何らかの食材が傷んでいた可能性があるとして、当局が原因を調査しています。

私もタイ料理を持ち帰り、用事を済ませるため車に30分ほど置きっぱなしにしたところ、車内が強烈な悪臭で充満していたことがあります。
あっという間に傷んでしまったのでしょうが、基本作り置きの食材は外に置きっぱなしなので、そうなるリスクも視野に購入しなければなりません。

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