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- アユタヤ県で豪雨と突風。樹齢100年超の倒木が直撃し家屋全壊。一家4名がケガ。電柱倒壊など。
アユタヤ県で豪雨と突風。樹齢100年超の倒木が直撃し家屋全壊。一家4名がケガ。電柱倒壊など。
- 2025/10/3
- 事故・火災(タイローカル)

10月3日午前3時ごろ、アユタヤ県でも強風と豪雨が発生しました。
クラチウ地区で、樹齢100年以上の大きなタマリンドの木が倒れ、木造平屋の民家を直撃し全壊しました。
この家には51歳の男性ティーラユットさん(仮名)、妻、そして2人の娘が暮らしており、4人全員が負傷。
さらに駐車してあったピックアップトラック1台とバイク2台も押し潰されました。
ティーラユットさんは、「その時、家族全員が寝ていた。雨と突風で家がまるで地震のように揺れ、皆が目を覚ました。私は別室で寝ていた18歳の娘を助けに行こうとしたが間に合わず、あっという間に自宅が全壊してしまった」と話します。
娘は半身が家屋の下敷きとなり、手足にケガを負いました。
自身も背中に木片が当たり裂傷を負い、妻は右手の指を家屋の破片に挟まれ17針を縫う重傷。
9歳の次女も軽傷を負いました。
家族は救助隊により病院へ搬送されました。
また、同地区では住民の家5~6軒が強風で屋根を吹き飛ばされ、街灯の電柱も複数本倒壊。
現在、被害状況の調査と住民支援の受付が進められています。