電子タバコ「ゾンビポッド」密売グループを摘発。タイ人ハイソやネットアイドルに販売。

９月26日、バンコク警察は新型違法薬物「ゾンビポッド（エトミデート入り電子タバコ）」を販売していたタイ人２人（22歳・27歳）を逮捕しました。

犯人はいずれも女性で、バンコク・ホイクワーン地区の高級コンドミニアムで客に「ゾンビポッド」を受け渡している現場を押さえられました

押収品には、ゾンビポッド19個、電子タバコ、ケタミン7g、ベンツ車や土地権利書、銀行口座残高を含めた 総額700万バーツ超 の資産などが上げられています。

２人は１個1,800〜2,000バーツで日量50〜100個を販売し、富裕層やネットアイドルが主要な顧客だったと供述しています。

その後の捜査でシンガポール人首謀者（33歳）をおとり捜査で逮捕。
ディンディン地区にある高級コンド駐車場で身柄を確保し、室内からゾンビポッド130個、現金82万バーツ、シンガポールドル、高級ブランド品など総額 100万バーツ超 を押収しました。

警察はSNSやナイトライフを中心に急速に広まっている密売ネットワークを重大視し、組織的な流通ルートの全容解明を進めています。