タイ運輸省、バンコクの路線バスを電動エアコン車に刷新。運賃8バーツは維持を約束。

運輸省は、従来の赤色の路線バスをすべて電動エアコン付き車両に置き換える方針を示しました。
乗客の運賃は現行の8バーツを維持する計画です。

バンコク大量輸送公社(BMTA)の設立49周年記念式典で、運輸相ピパット氏は、同省が「BMTAの近代化、サービス改善、汚染削減、生活費軽減」を目指す緊急改革を推進していると述べました。

ただし、現在8バーツで乗車している乗客が13~25バーツのエアコン車に切り替わらざるを得ない事態を避けるため、政府は補助金で差額を埋め、運賃を据え置く方針です。

既存のエアコン車両1,363台についても、運賃引き下げの検討が進められています。
これらのコスト削減策は年内に実施される見込みで、民間委託バスにも適用されます。

透明性と説明責任を重視

ピパット運輸相は「電動バスの調達・リースは完全に透明で説明責任を果たし、過去の不正疑惑を繰り返さない」と強調。現在は入札条件(TOR)の公聴会が進められています。

ピパット大臣、かつて観光大臣だったころのように、予算を使える立場になったとたん、バンバン大きな施策を打ち出してきましたね。
ただ、走る公害「赤バス」は、さっさと廃止してほしいので、不正のないようにお願いしたいものです。(無理か)

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