タイ大ヒット時代劇「ブッペーサニワート（บุพเพสันนิวาส）」リメイクがBLドラマに！

中国・北京に本社を置き、タイ市場でコンテンツやアーティスト事業を積極展開する CENTURY UU THAILAND が、大ヒット時代劇「ブッペーサニワート（บุพเพสันนิวาส）」（運命の前世）のリメイク権を獲得。
今回はなんと BL版として制作されることが明らかになり、SNSを中心に大きな話題を呼んでいます。

監督には、オリジナル版を手掛けたパワット・パナンシリ（ニックネーム：マイ）を再び起用。
そして脚本は「คู่แค้นแสนรัก」「วนิดา」など数々のヒット作を手掛けたナッタパット（トートー／旧名パナティー）が担当します。
2026年の放送に向け、ファンの期待は高まるばかりです。

原作者・ロムパーンのコメント

原作小説「ブッペーサニワート（บุพเพสันนิวาส）」の作者、ロムパーン（ペンネーム／本名チャンタウィー・ソンプリーラ）氏は、次のように語っています。

「BL版リメイクは非常にエキサイティングで、自分自身も楽しみにしています。今の時代、愛の形は多様であり、男性同士、女性同士の恋愛も当たり前になりました。これまでとは異なる角度で作品が描かれることで、新たな魅力が生まれるでしょう。」

監督・パワット氏のコメント

「前作を手掛けた経験を活かしながら、今回はBL作品ならではの甘く切ないロマンスをデザインしました。胸キュン必至の展開に仕上げるつもりです。主演俳優のケミストリーも抜群なので、きっと皆さんを満足させられるはずです。」

脚本家・ナッタパット氏のコメント

「『ブッペーサンニワート』はタイ国内外でソフトパワーを生んだ作品です。今回は物語の核は変えずに、より温かみや“心が満たされるような恋愛表現”を加えています。2026年、全く新しいBL版『ブッペーサンニワート』にご期待ください。」

制作会社・CENTURY UU THAILAND の展望

同社COOのパラットポン・ミンプロムピチット氏は、今後の事業計画について以下のように述べています。（要約）

・2025年後半～2026年にかけて、BL・GL・BG（男女恋愛）のコンテンツを同時展開。
・タイのコンテンツやアーティストを中国市場に進出させ、ライセンスビジネスや国際的な提携を拡大。
・「もしもピーマン（主人公）が男性と恋に落ちたら？」という“WHAT IF”の設定で、新たな物語を描く。さらに、シニア顧問のパランシリ・ギラ氏は、次のように補足。
・タイBL市場は年間5,000億ウォン規模（約200億円以上）に達し、アジア市場シェアは53%。
・Netflix、WeTV、iQIYI、Viu、GagaOOLala など190か国以上で配信実績あり。
・今回のBL版は単なるドラマ制作にとどまらず、スポンサーやブランドとのコラボレーションを通じ、ファンダムを活かした「グローバルトレンド」創出を目指す。