バンコク新築コンド、外国人購入者、全体の18%を占める。人気の場所にオンヌットやバンナー地区。
- 2025/9/24
- 不動産情報

バンコクの住宅市場に関する調査によりますと、外国人購入者が新築コンドミニアム市場を支えており、2024年に販売された全ユニットのうち18%を占めているとレポートされています。
不動産機関のソポン会長によれば、昨年バンコクおよび周辺地域で販売された新築コンドの総数31,897戸のうち、外国人が購入した戸数は5,748戸を占めていると言います。
ソポン氏は、こうした販売は開発業者にとって追い風である一方で、政府は国内購入者を保護し、外国資本の流入を管理するための新たな規制を導入すべきだとも指摘しています。
彼は、マレーシアやインドネシアの規制に倣い、外国人購入者向けの最低価格を設定することや、オーストラリアで行われているように中古住宅の外国人への販売を禁止することも提案しています。
外国人購入者に人気のバンコク主要エリア
調査では、国際的な購入者に人気の高い4つのエリアが特定されています。
・シティセンター(シーロム、サトーン、スクンビットなど)
外国人による販売戸数が最も多く、2,159戸が購入された。
取引額は251.4億バーツで、エリア全体の販売額の31.3%を占める。購入者は欧米やアジア各国から来ている。
・ラチャダー・ラップラーオ
外国人購入者の割合が最も高く、1,974戸を購入し、販売総数の67.9%を占めた。
総取引額は84.5億バーツで、エリア全体の73.3%に相当する。
購入者の大多数は中国人とミャンマー人である。
・オンヌット・スワンナプーム
外国人購入者は536戸を購入し、総販売の29%を占めた。
取引額は24.4億バーツで、総額の50%に相当する。
特に中国人購入者が多い。
・バンナー・テパラック
外国人購入者は486戸を購入し、総販売の13.4%を占めた。
取引額は16.2億バーツで、主要購入者は中国人とミャンマー人である。