タイ人もアンビリーバボー! タイ南部5年間も電気なしで生活。暗闇でロウソク1本に頼る日々。

世界ワーストレベルの格差社会となっているタイですが、「ここまでか!」とタイメディアも驚いています。

サトゥーン県クローンクット町ナケー村の13世帯が、5年以上にわたり電気のない生活を強いられていることが明らかになりました。
行政は村の入口から電柱を設置したものの、配線や送電は行われず、一部の電柱はマングローブ林の湿地帯に立てられ、全く機能していないと言います。

住民はやむを得ず、川の対岸から電線を引いて不安定な形で使用しており、特に雨季には停電や電圧低下が頻発すると言います。
安全性が低く、雷雨の際はプラグを抜き、停電時はロウソクの明かりに頼って生活。
子どもは暗闇で宿題をし、高齢者は明け方まで過ごさざるを得ないという。

住民らはこれまで何度も関係機関に改善を求めたが、地方電力公社からは「設置は可能だが手続きが必要」との回答しかなく、何年経っても進展がありませんでした。
実際には住民は合法的に森林保護区内の居住許可を得ているため、「なぜ電気という基本的なインフラが与えられないのか」と疑問を抱いています。

「私たちは特別なことを望んでいない。ただ他の家と同じように電気を使いたいだけ」と住民は訴え、サトゥーン県知事や関係機関に早急な対応を求めています。

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