9月20日〜29日、タイ各地で豪雨の恐れ。チャオプラヤー川付近や急な大雨に特にご注意を!

タイ気象局は9月20日に発表した予報で、9月20日から29日にかけ、モンスーン前線が上下に移動を繰り返しており、ターク、ペッチャブーン、ピッサヌローク、ナーン、ルーイ、チャイヤプーム、チャンタブリー、トラートの各県では大雨に警戒が必要です。

住民には、非常に激しい雨や長雨による被害に注意するよう呼びかけています。
特に、山の斜面、河川沿い、低地や都市部では、急な鉄砲水、山岳地帯からの洪水、都市型冠水、排水の遅れによる浸水の危険が高まるとしています。

さらに、チャオプラヤー川流域に住む住民は水位の上昇に警戒が必要です。
この時期は台風の発生頻度が増えているものの、現時点でタイに直接上陸する進路を取る台風は確認されていません。
ただし、9月26〜27日頃には影響の可能性があり、周辺環境次第では勢力が弱まる場合もあるため、最新の情報を確認する必要があります。

また、台風「ミテク(มิแทก)」はすでに中国・広東省に上陸後、勢力を弱めています。
しかし、その地域へ渡航予定の人々は天候情報を確認するよう注意喚起されています。

気象局は続けて、9月20日から10月1日までの間、タイ全土で降雨量が増えると予測しました。
特に9月22〜27日は大雨や連続降雨に注意が必要で、都市型冠水、鉄砲水、河川の氾濫、堤防からの越水などの災害が起こる可能性が高まっています。

タイの雨期の終わりかけの方の雨は、勢いがさらに増してきます。
大雨が降ると急に水かさが増し、冠水する場合がありますので、状況を見て場合によっては無理せず動かないという選択肢も視野に行動ください。

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