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タイの超少子高齢化社会への打開策となるか? 産休90日から120日へ。タイ上院が承認。
- 2025/9/16
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タイ上院は9月15日、労働保護法改正案の最終審議を行い、産休を90日から120日に延長する法案を承認しました。
この改正案は、賛成125票、棄権5票で可決されました。
改正案の詳細
・産休は90日から120日に延長。ただし、給与の全額支給は最初の60日間のみ。
・障害や健康上のリスクを持って生まれた子どもの場合、さらに15日の追加休暇を申請でき、その間は給与の50%が支給される。
配偶者への休暇付与
改正案では、女性労働者の配偶者にも15日間の育児休暇を認めています。
この休暇は出産後90日以内に取得する必要があり、その間は給与が全額支給されます。
今後の流れ
上院事務局はこの改正案を首相に送付し、国王による公布を求めます。
法律は、官報に掲載されてから30日後に発効する予定です。
タイは超がつく少子高齢化社会ですので、働きながらでも子供が持てる環境を社会一丸となって作っていく必要があります。
ただ、タイ人は、女性の方が良く働くと一般的に言われていますので、中核のような女性が一時的にでも抜けると、残された現場は大変ですが。