NIDA世論調査:アヌティン首相の少数派政権「不安定で困難」。この原因を作ったのは?

タイ国立開発行政研究院(NIDA)のNIDA POLLが、2025年9月8〜9日に全国18歳以上の国民1,310人を対象に行った世論調査によりますと、アヌティン首相が率いる少数派政権について、多くの国民が「安定性に欠け、運営が難しい」と見ていることが明らかになりました。

主な調査結果

  • 政権の安定性について

    • 35.88%:「不安定で困難。常に国民党と交渉しなければならない」

    • 30.31%:「少数派政権は現状で最良の選択」

    • 23.66%:「少数派政権に反対」

    • 23.21%:「少数派政権に賛成」

    • 23.05%:「国民党の支援で安定する」

    • 21.45%:「最終的には国民党と対立」

    • 10.61%:「プムジャイタイと国民党の合意は破棄される」

    • 10.53%:「やがて多数派政権に移行する」

    • 8.17%:「アヌティン氏は次の選挙後、多数派政権の首相を目指すべき」

    • 5.34%:「国民党は政権参加し、安定多数を形成すべき」

    • 4.12%:「国民党がタイ貢献党と連携して政権を崩す」

    • 0.99%:無回答/関心なし

  • 政権の存続期間について

    • 56.26%:「合意通り4か月持つ」

    • 27.79%:「4か月以上持つ」

    • 14.58%:「4か月未満で崩壊」

    • 1.37%:無回答/関心なし

  • 国民党がアヌティン首相を支持したことへの評価

    • 30.38%:「やや賛成」

    • 23.36%:「全く賛成できない」

    • 23.13%:「強く賛成」

    • 22.67%:「あまり賛成できない」

    • 0.46%:無回答/関心なし

  • 国民党が政権に参加しないことへの評価

    • 32.98%:「強く賛成」

    • 23.35%:「やや賛成」

    • 22.52%:「全く反対」

    • 19.39%:「やや反対」

    • 1.76%:無回答/関心なし

この混乱を招いた原因はタイ貢献党、さらにはタクシン親子にあることを忘れてはいけません。

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