プーケットで「ボートタクシー」事業始動。水上交通で渋滞緩和・エコツーリズム推進。
- 2025/9/13
- プーケット

タイ国立公園・野生動植物保全局とプーケット県は、「ボートタクシー」プロジェクトの開始に向けた覚書(MOU)に署名しました。
空港から島内各桟橋を結ぶ水上交通を整備することで、道路渋滞を緩和し、シリナート国立公園のエコツーリズムを国際水準へ引き上げることを目的としています。
プロジェクトの目的
・移動ルートの接続:プーケット国際空港を起点に、島内すべての桟橋を結ぶ。
・道路渋滞の軽減:観光シーズンに増加する車両を減らし、水上ルートを活用。
・高級観光地としての地位確立:国際基準を満たす水上交通システムを整備。
・エコツーリズム推進:シリナート国立公園の観光を持続可能かつ安全に管理。
国立公園局は、今回の協定により「道路上の車の数を減らしつつ、水上観光を国際基準で整備できる」と述べています。
同局はプーケット県と協力し、環境や生態系への影響に十分配慮しながら、適切な運航エリアを検討する方針です。
観光客に新しい体験を提供し、美しい景観を楽しめるだけでなく、将来的にはビーチツアーの拠点となる可能性もあります。
さらに、交通渋滞や車の排ガスを減らし、EV導入の流れにも合致するとも主張しています。