タイ東北部、パノムルン遺跡で奇跡の絶景。太陽が15の門を一直線に貫く。
- 2025/9/10
- タイ東北部

9月10日、タイ東北部ブリーラム県チャルームプラキアット郡にある プラサート・パノムルン(パノムルン遺跡)で、世界に一つだけとされる自然現象「太陽が15の門を一直線に貫く光景」が観測され、多くの観光客を魅了しました。
この日は観測3日目。
初日と2日目は雨季の影響で雲に遮られ、満足に見れませんでしたが、3日目の午前6時ごろ、快晴の空の下で太陽が赤々と昇り、見事に門の中心を照らし出しました。
観光客からは歓声が上がり、幻想的な瞬間に立ち会えたと喜びの声が相次いだと言います。
・ピチャシニーさん(40歳/ナコーンサワン県出身)
「これまではネットやスマホでしか見たことがなかった。本物は想像以上に美しく、太陽が赤く浮かび上がる瞬間に鳥肌が立った」
・タナキットさん(44歳/ブリーラム県ラハンサイ郡在住)
「地元の者として毎回見に来ている。太陽を拝むことで運気を高め、安定や幸運を願っている」
この現象は年に4回のみ観測可能だと言われています。
・日の出が15の門を通過するのは、4月3〜5日と9月9〜11日
・日の入りが15の門を通過するのは、3月5〜7日と10月6〜8日