タクシン受刑者、クロンプレーム刑務所へ移送中、記者の問いかけに親指を立て笑顔。

9月9日午前11時、タイ最高裁判所政治家刑事部は、タクシン・チナワット元受刑者に対し禁錮1年の実刑判決を下し、即日刑の執行を開始すると命じました。
その後、矯正局当局はタクシンをバンコク特別刑務所の囚人移送用バンに乗せ、刑の執行手続きに入った。

同日午後5時10分、バンコク特別刑務所では、白い囚人移送用バン3台の車列が刑務所を出発し、クロンプレーム中央刑務所へと向かいました。

記者が車両を追いかけると、窓が開き、車内に水色のシャツと黒いハーフパンツ(確定囚人服)を着たタクシン受刑者の姿が確認されたと言います。
記者が「社会に伝えたいことはありますか?」と呼びかけたが、タクシンは答えず、わずかにほほ笑んだだけでした。
さらに「国民に伝えたいことは?」「元気ですか?」と重ねて問われても答えず、代わりに右手で親指を立て、笑みを浮かべる様子を報道陣に示しました。

また報道によりますと、グレーのメルセデス・ベンツ(ナンバー「7กอ 559 バンコク」)が遠巻きに追走しており、これはシナワット家の車両だと言われています。

なお、タクシンがラチャタニー矯正病院へ移送されるとの報道は誤りで、実際にはクロンプレーム中央刑務所に収監されています。
同刑務所はタイ国内に5カ所ある最高度警備刑務所の一つであり、詳細は改めて矯正局から発表される予定とのことです。

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