石井正忠監督、タイ代表に「攻撃専任コーチ」不要論。チーム作りに特効薬なし「継続は力なり」です。
- 2025/9/7
- 芸能・スポーツ全般

タイ・サッカー代表の石井正忠監督は、タイ代表チームに「ストライカーコーチ(攻撃専任コーチ)」を置くべきかという議論について見解を述べました。
これに先立ち、サッカー解説者や元選手の間で「代表の決定力を高めるためにコーチを導入すべきだ」との意見が上がっていました。
石井監督は記者の質問に対し、
「代表の合宿は2~3日程度しかなく、戦術を整えるだけでも時間を要する。短い代表練習で攻撃コーチを置いても効果は限定的だ」と語っています。
さらに「むしろクラブで毎日繰り返しトレーニングできる環境で、フィニッシュの質を高める方が効果的。クラブにはアカデミーもあり、若いうちから育成可能だ。代表は短期集中で戦術を固める場であり、攻撃コーチの重要性は否定しないが、それはクラブでこそ生かされる」と強調しています。
チーム作りや個々の体作りに「特効薬」はありません。
ドーピングのようなものですぐに成し遂げられるものではなく、地道にコツコツ継続して作り上げる必要があります。
タイ人はそういった考え方が、なかなかできませんね。
なにか悪いところがあれば、すぐに「薬」に頼ろうとします。
結果が出なければ、すぐに監督を変える、これでは進歩はありません。