バンコク都「歩きやすい街」実現へ一歩。サトーン通りに屋根付き歩道を整備。2025年末完成予定。

バンコク都庁(BMA)は、スマートシティ構想を進めており、その目玉プロジェクトとして2つの駅をつなぐ屋根付き歩道を2025年末までに完成する計画を発表しました。

9月3日、チャッチャート都知事が現地を視察し、これは住民の生活の質を向上させるための「旗艦プロジェクト」であり、BMAのスマートシティ目標と一致していると語りました。

サウス・サトーンの屋根付き歩道、2025年開通へ

この歩道はMRTルンピニー駅からチョンノンシー・スカイウォークまで全長1.6km以上を結ぶもので、オフィスワーカーや周辺のコンドミニアム住民の利便性を高めることが期待されています。

屋根付きのため、日差しや雨を気にせず快適に歩行することができ、都の「歩ける街」構想の実現に準じています。

屋根と照明システムは2025年9月までに完成予定。
その後、バンコク電力公社(MEA)が電力ケーブルを地下に移設し、歩道の改修を進め、安全で便利に利用できる基準を満たす形で年内に完成させる予定です。

歩行者インフラ強化への取り組み

サウス・サトーンの屋根付き歩道に加え、BMAは他地域でも歩行者道路の整備を進めており、より「歩きやすい街」バンコクを目指しています。
具体的には、歩道の質向上、都市景観改善のための電線地下化、高齢者や障がい者向け施設の設置などを進めています。

地上は、歩道であってもバイクが走ってくるので、とても危険です。
もう空中に歩道を作るしかない!というのが現状でしょうか。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る