タイ代表石井監督、フィジーを3-0で圧勝も決定力強化を強調。内部情報を漏洩するメディアに苦言も。

タイ代表サッカーチームの石井正忠監督は、チームが決定力をさらに高める必要があると強調するとともに、一部メディアが代表チームの練習計画をリークし、対戦相手に知られてしまったことを批判しました。

「戦象軍団」ことタイ代表は、第51回キングスカップ準決勝でフィジーを3-0で圧勝し、次戦9月7日に香港を2-0で下したイラクと決勝で対戦することになりました。

試合後、石井監督は次のように語っています。

「我々は相手よりも良いプレーができた。それが勝因です。決勝まではわずか2日しかないので、今日出場した選手たちにはしっかり体を回復させ、万全の状態で大一番に臨んでほしい」

「チャナティップはコンディションが100%ではなく、この試合では出場しませんでした。他にも出られなかった選手がいます。我々には多くのシュートチャンスがあり3点を奪えましたが、さらに決定力を磨く必要があると選手たちに伝えました。アジアカップやW杯予選では、チャンスを確実にものにしなければなりません」

「香港対イラク戦を見ましたが、前半は互角でした。しかし後半にイラクが選手を入れ替え、プレーが改善しました。おそらくその後半のメンバーが決勝でタイと対戦する中心になるでしょう。我々も徹底的に分析し、準備を整えなければなりません」

さらに石井監督は練習内容を報じた一部メディアに苦言を呈しました。

「昨日の練習で、あるメディアが我々のトレーニング計画を報じました。公開練習ですから、ファンが動画を撮影するのは仕方がないと思います。しかし、メディアが戦術を報じることは正しくありません。勝敗に直結する可能性があるからです。ですから報道関係者の皆さんにはご協力をお願いしたい」

また、ジュビロ磐田所属のフランツについても言及。

「彼のことは常に注目していますが、まだチームメイトとの連携が足りません。もっとパスの出し方やチームへの関わり方を高められれば、磐田に戻ったときに出場機会を得られるはずです」

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