Airbnbは、タイ・プーケットのラワイビーチが、2025年夏に世界中の「食」を目的とする旅行者の間で最も注目されている旅行先トップ10に選ばれたと発表しました。
都市の混雑を避け、美しいユニークな宿泊施設で、現地らしい体験を手頃な価格で楽しみたいというライフスタイルに応える場所として評価されています。

Airbnbの「2025 夏の旅行トレンド」レポートによると、観光客は大都市の混雑を避け、いわゆる「隠れた家」的な場所を好む傾向が強まっています。
このレポートでは、世界中の旅行者が高級リゾートが立ち並ぶ「パトン」ではなく「ラワイ」を選び、また高級レストランではなく「地元のシーフード市場」での食体験を重視しる傾向が見て取れます。

さらに、調査会社Panterraの最新調査によると、旅行者の約47％が「本物のローカルフード」を飲食体験で最も重視していることが判明しています。

Airbnbの利用者は世界の旅行者の約5分の1を占めており、理由として「地域に根差したユニークな体験」を求める声が挙がっています。
Airbnbの宿泊先は、プライベートプール付きヴィラやトロピカルガーデンの一軒家、豪華なビーチフロントヴィラなど多彩で、ラワイビーチを混雑を避けつつ現地体験を楽しめる人気の目的地へと押し上げています。

Airbnbが発表した「2025年夏 世界の注目グルメ旅行先トップ10」には、以下が含まれています。

・アラッシオ（イタリア）
・ロッテルダム（オランダ）
・チクラナ・デ・ラ・フロンテラ（スペイン）
・ベロオリゾンテ（ブラジル）
・シロン（インド）
・マーロット・パーク（南アフリカ）
・荒川区（日本・東京）
・ラワイビーチ（タイ・プーケット）
・サンタ・テレシータ（アルゼンチン）
・オニオンタ（アメリカ・ニューヨーク州）

この結果は、世界の旅行者が混雑した都市から離れ、より地元らしく、アクセスしやすい場所を選び始めている新たなトレンドを反映しています。

ラワイビーチは、タイ南部プーケット島の静かなビーチで、タイの食文化のルーツを体感できる場所です。
地元の人々が毎日水揚げする新鮮な魚介類や、ローカルマーケット、アットホームなビーチサイドレストランが魅力で、世界的な「食の旅行先」として急成長しています。