9月5日にもアヌティン・タイ新首相誕生か?! プムタム首相代行の議会解散案は差し戻しに。

正に猫の目のように変わる激動の数日間です。

9月3日、午前8時37分、国民党のナッタポン党首が会見し、プムジャイタイ党のアヌティン党首を首相に支持する決定を発表した。
条件として、施政方針演説後4か月以内に議会を解散することなど5項目を提示した。

午前10時36分、内務大臣で首相代行のプムタム副首相は、9月2日朝に議会解散の勅令草案を国王の裁可に提出したと述べた。

その後、アヌティン氏と各党の代表は記者会見を開き、146票の支持を得て首相就任の用意があること、また人民党の条件を受け入れる用意があると表明。
プムジャイタイ党は下院議長に対し、首相指名の採決日程を設定するよう正式に要請した。

しかし午後、枢密院事務局が勅令草案を内閣官房に差し戻したとの報道があった。
理由としては、提出手続きが国王への正式提出要件を満たしていないこと、さらに「職務代行内閣に議会解散を提案する権限があるか」という法的争点が存在するためとされた。
法制委員会(国務院)の書記長も、代行首相には解散請求権限がないとの見解を既に示していた。

これにより、議会が解散できないことが確定した。
タイ貢献党の政府中枢はこれを受け入れ、野党入りする姿勢を表明。
今後は下院議長が首相指名の採決を議会日程に加えるのを待つことになる。

もし準備が整えば、採決は9月5日に行われる可能性がある。
(のちにタイ新首相選出、9月5日に国会で実施するとの速報あり)

国民党とブムジャイタイ党の合意が履行されれば、アヌティン氏は第32代首相に指名される見通しだ。
提示された5条件の約束を果たすどうかは不透明だ。

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