センセープ運河ボートで巡る、もう一つのバンコク。でも水しぶきにはご注意を!
- 2025/8/31
- バンコクとその近郊

世界的にも悪名高いバンコクの大渋滞にハマったことがある方、地元の人が何十年も利用してきた手軽でお財布にやさしい交通手段はいかがでしょうか。
それが、センセープ運河ボートサービスです。
活気あふれる運河(クローン)を駆け抜けるこのボートは、実用的な交通手段であるだけでなく、バンコクの日常を垣間見られるユニークな体験でもあります。
バスやタクシーとは違い、ボートは混雑した道路を横目に、商店や住宅、屋台が立ち並ぶ細い水路をすり抜けて進みます。
すれ違うボートの水しぶきを浴びることもありますが、それも旅の醍醐味です。
この路線はセンセープ運河を走り、東のシーブンルアン寺院から旧市街近くのパンファーリラートまでを結んでいます。
ルートは大きく2つ。
NIDAラインとゴールデンマウントラインがあり、1時間以内でバンコクの広範囲を移動することが可能です。
通勤でも観光でも、時間を節約しながら観光客にはあまり知られていない街の姿を体験できます。
運賃はとても安く、12バーツから最大でも22バーツ。
運航時間は毎日午前5時半から午後8時半までで、地元の通勤客はもちろん、本物のバンコクを体験したい旅行者にも人気となっています。
乗り方は簡単。沿線の船着場から乗り込み、乗車中に運賃を支払うだけです。
道中には見どころもたくさん。
アソーク桟橋からはエアポートリンクのマッカサン駅に接続でき、プラトゥーナム桟橋はセントラルワールドを目指す買い物客に便利です。
さらに運河沿いの壁にはカラフルなストリートアートが描かれ、浮き市場や地元住民の暮らしも目にすることができます。
料理をしたり、物を売ったり、水辺でくつろいだり…、ボートから眺める風景は、まさにバンコク文化の生きた一場面です。
センセープ運河ボートは、単なる交通手段ではなく冒険です。
街を別の角度から眺められる特等席であり、渋滞を避ける手頃な移動手段であり、そして地元の人のようにバンコクを感じられる機会でもあります。
次に街を探索するときは、車の渋滞を離れて運河の旅はいかがでしょうか。
きっと、まだ知らないバンコクの一面に出会えるでしょう。
ただ、大きな水しぶきではなく細かな水しぶきが、服や髪にまとわりつき、バンコク独特のどぶ川の臭いも一日中楽しめますので、ご注意ください。